リレーエッセイ

リレーエッセイ 第12回 学部6期生 長沼陽さん

 看護学科6期生の長沼陽です。私は,卒業後から現在まで,ずっと働いてきた訳ではありません。まだまだ経験が浅いので,「こんな卒業生もいるんだ」という感じで読んでいただけたら幸いです。

 私は,保健師志望で山形大学に入学しましたが,就職の際,地元の保健師さんから「看護師としての経験を持っていた方が今後に役に立つ」とアドバイスを受け,始めに仙台の大学病院に看護師として就職しました。腫瘍内科,呼吸器外科の混合病棟に配属となり,3年間勤務しました。

 がん看護を通じ,一次,二次医療の重要性を改めて感じ,その後地元の秋田で保健師として健診,検診分野で働きました。数十人の小さな会社から何百人という大きな会社まで様々な企業に出向き,禁煙や飲酒などの指導を行いました。健康な方に指導する難しさを感じた日々でした。

 その後,縁があり山形へ嫁ぎ,主人の転勤に付き添いながら家事と育児に追われる専業主婦生活を3年過ごした頃,今また働かなければ一生働けなくなるかも・・・という思いから,復職を決意。看護協会の再就職支援の研修を受け,総合病院でパートとして病棟で看護師をしています。勤務して3年目になりました。

 山形は院内保育所を併設している病院が多く,また「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」という考えから,家庭の状況に合わせた勤務態勢(曜日や勤務時間など)を考慮してくれる病院が増えています。私も子供が0歳と2歳とまだ小さかったため,平日のみの6時間勤務を希望し,職場の皆さんのご協力を得て,慌ただしいですが充実した毎日を過ごしています。現在は,思いっきり山形弁の高齢の患者様と触れ合ううちに山形弁をだいたいマスターし,秋田の両親からは「山形の人になったな」と言われるほど自然と山形なまりが染みついたようです。これも復職をしたお陰かもしれません。

 暫く看護職を離れた後でも,看護協会等で再就職を支援してくれるプログラムがあります。もし少しでも再就職に興味があったら,チャレンジしてみてはいかがでしょう?

リレーエッセイ 第11回 学部6期生 齋藤沙織さん

第6期生の齋藤沙織です。前回の安藤さんから話をいただき,迷いましたが引き受けることにしました。

 卒業後,私は東京の総合病院の救急救命センターで3年間勤務しました。その後結婚を機に山形に戻り6年近く眼科のクリニックに努めました。そして今は訪問看護をやっています。訪問看護に勤務したばかりの頃は病院とは全く異なる,在宅が主になる状況に戸惑うことも多くありました。でも2年経過した今はとても楽しんでできています。

 その2年の中でも印象に残ったご利用者様がいます。

 一人は私が初めて担当した当初99歳だった方です。自宅で転倒し大腿骨頸部骨折をしましたが、病院では「年齢的に手術は難しい,長くはもたないだろう」と告げられました。それを聞いたご家族様は家で最期まで看ると連れて帰り,訪問看護が導入されました。訪問開始時は少しでも触ると激しい痛みを訴えていましたが,次第に痛みは落ち着き、食事指導で栄養状態も改善されると元気を取り戻していきました。骨折後は寝たきりの生活になってしまっていましたが,リハビリを行うと車椅子に乗れるまでに回復し,桜の季節には一緒にお花見をすることができました。自宅のお風呂は難しかったので訪問入浴も導入しました。何回かの波を乗り越え最終的に101歳の誕生日を迎え,永眠されました。

 もう一人の方は93歳で肺癌末期の方でした。癌により食道が狭窄していたため食事摂取がスムーズできず,非常に誤嚥のリスクが高い状態でした。一度肺炎で入院になりましたが、状態が改善すると退院され再度自宅に戻ってきました。食事,水分が十分に摂取できない状態のため,退院後数日すると点滴を行うことになりました。徐々にADLが低下し寝たきりになってしまい訪問看護もほぼ毎日訪問することになりました。お風呂が好きな方だったので訪問入浴を導入し,亡くなる前日もお風呂に入ることができました。私が定期訪問した時に息を引き取られたためご家族と一緒にエンゼルケアを行うことができました。そして光栄なことに,その時奥様に「どちらの浴衣が似合うか選んでほしい」と準備してあった衣装を選ばせていただきました。

 訪問看護の醍醐味は,利用者様と深い信頼関係が築けることだと思います。信頼関係はすぐにできるわけではありません。何回も訪問する中で徐々に形成されていくのですが,どなたとも深い信頼関係が築けるわけでもありません。この2家族のご利用者様とはどちらのご家族とも良い信頼関係を築くことができ,必要とされ頼っていただけました。そしてご家族さまからの信頼を感じる時,私はこの仕事をしていて良かったと心から思うのです。

 もしこれを読み,将来訪問看護を仕事の選択肢の一つにしてもいいと思っていただけたら嬉しいです。

リレーエッセイ 第10回 学部6期生 安藤美和子さん

 第6期生の安藤美和子です。平成14年3月卒なので、この3月でもう12年になりますね。このお話は同じ保健師の後輩、荻野さんからいただきましたが、地元山形に就職しておりながら、これまであまり母校に対して貢献してこなかったこともあり、引き受けてみました。

 せっかくの機会ですので、私が今担当している仕事について紹介します。

 卒業後すぐ、県職員保健師として働き始めましたが、庄内、置賜、村山の保健所を回り、現在は知的障がい児施設で勤務しています。学生時代の実習先にもなっていないところなので、このような異動先があることは私も就職してから知りました。

 どのような仕事かを簡単に表現すると、養護教諭に似ているかもしれません。主は子ども達の健康管理です。これまでの保健所業務とは全く違う世界です。保健所での訪問は、話を聞いたり、それを元に関係機関に連絡をとるなどケースワーク的な動きが中心ですが、こちらでは実際に薬を塗ったり、カットバンを貼ったり、病気の時には病院にも連れて行きます。ただ、保健師は一人しか配置されていませんので、児童の健康状態をみて、受診すべきかどうか判断しなければなりません。また、病気の時には食事の内容を消化のよいものに変えてもらったり、感染症の場合は予防策をとらなければなりません。ベテランの保育士がいますので、相談しながら決めることになりますが、それでもそのたびに迷ったり、悩んだりの繰り返しです。

 障がいゆえ、問題を起こす子もおりますが、小さい子達の笑顔にはやっぱり癒されます。また、非常にゆっくりですが、成長をみるのも喜びです。前は全然できていなかったことが、いつの間にか少し出来るようになっていたりします。もちろん、保育士の方々の懸命な支援があってこその結果ですが。

 県の保健師は、毎年のように採用されているので、私よりも若い人たちがとても多くなりました。もしここから異動になれば、二度と自分は配属されないかもしれないので、今の業務を楽しんでやっていきたいと思います。

 自分が学生の時は、保健所に実習に行っても県の保健師がどんな仕事をしているのかピンときませんでした。この記事を読んで、少しでも県の保健師に興味を持ってくれたらなあと思います。

リレーエッセイ第10回 写真は、職場のある最上地域で有名なトトロの木です。

リレーエッセイ 第9回 学部7期生 荻野千鶴さん

はじめまして、荻野千鶴(おぎのちづる)と申します。学部7期生です。
大学卒業してから、早いもので10年経過しました。大学卒業後、同じ仕事に就けていることは、周囲の助けがあってこそ。ありがたいです。
村田さんからエッセイのバトンを引き継ぎましたが、はて、何を書けば良いのやら・・・。

私は、山形県での生活が長くなりました。
山形の名物と言えば、色々。山寺、芋煮、おそば・・・。
が、私としては、やっぱり温泉。
シャンプーなどが入った“カゴ”を片手に、あちこちの温泉に出向いては、お湯に浸かっています。
お手ごろな値段で入浴できるのも魅力。
他県で温泉に入ろうとすると、値段の違いにビックリ!!することもありました。
もちろん、施設設備に違いはありますけど。
山形県は、全市町村に温泉があり、泉質も様々です。
臭いがしたり、にごっていたり、とろみがあったり・・・。
温泉は“ナマモノ”で、鮮度が命。現地に足を運ばなければ味わえません。
ここはどんなお湯だろうと楽しんでいます。

温泉に浸かることが多くなり、肌の乾燥が軽くなりました。
温泉場のおばあちゃんの肌がピチピチしているのは、嘘ではないんだ、と感じました。
以前は、顔がカサカサになるのはもちろんのこと、手足、背中、お腹が乾燥して痒くなることが多かったのですが、軽くなった気がします。

話は変わりますが・・・

その1

平成26年6月14日から9月13日まで、山形ディスティネーションキャンペーン(山形DC)が開催されます。
ディスティネーションキャンペーンは、地方自治体や観光関係者がJRグループと連携して行う、観光キャンペーンです。
温泉でゆったり、ゆっくりするのは、いかがですか。
山形県おもてなし係長(キャンペーンキャラクター)「きてけろくん」が、おもてなしします。

リレーエッセイ9

その2

“東北六魂祭”は、みなさまご存知ですか?
東北各県の夏祭り(青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり)が、一度に見られる何と!!お得な祭りです。
平成26年は山形県が会場になる予定です。
東北の夏祭りの魅力を堪能するのはいかがですか。

県外にお住まいの方、ぜひ山形県へお越しくださいませ。

リレーエッセイ 第8回 学部第7期生・博士前期課程9期生 村田恵理さん

 はじめまして、学部第7期・博士前期課程9期の村田です。

 大学を卒業して約10年が経ちました。(は、早い・・・(苦笑))
 ご縁があり、当エッセイを寄稿する機会を頂きましたので、以下、私の卒後10年を振り返ってみようと思います。(私、出身は北海道旭川市ですが、卒業後は地元に戻らず転々としております。(笑))

 大学4年の卒業研究において、“French paradox”に興味を持ち「赤ワインに含まれるポリフェノール化合物」について研究。
 卒業後は「やっぱ東京でしょ!!」と上京(笑)。循環器の専門病院に就職し集中治療部(ICU)と循環器内科を経験。集中治療部(ICU)では、成人小児の開心術後の集中管理(呼吸管理・薬物管理・出血管理等)、循環器内科では、虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査・治療、不整脈に対するペースメーカー植え込み治療、心不全に対する薬物治療を、諸先輩方の温かーい指導の下で学び、公私ともに大都会での生活を満喫(笑)し、あっという間に約3年が経過。
 このタイミングにおいて、就職後も研究に対する深い興味と好奇心が薄れることのなかった私は病院を退職。大学院に進学し「赤ワインに含まれるポリフェノール化合物」についての研究を更に進め修士号を取得。その後都内の総合病院へ就職し、循環器内科・呼吸器内科・神経内科の混合病棟で主に肺がんに対する化学療法と終末期医療を経験。
 終末期医療に携わる中で徐々に「病院で人が亡くなること」について疑問が生まれ、悶々としていた頃、新規特別養護老人ホーム設立の話があり病院を退職し立ち上げから携わる。
 現在、山形にある某社会福祉法人に所属。教育・研修・広報・採用活動を担当し精力的に活動中。(因みに約4年の病院勤務では通常業務の他、主に教育と看護研究を担当し、勉強会等の企画・運営や現場のニーズに即した看護研究を実施しておりました。)

 以上が私の卒後10年間です。自分のやりたいことを追及した結果、とても起伏に富んだ10年間になりました(笑)。

 私の座右の銘は「意思あるところに道は開ける」です。一度きりの人生、皆さん、自分を信じて人生を謳歌しましょう♪(さて次は何処で何をしようかしら・・・(笑))

リレーエッセイ 第7回 博士前期課程14期生 宇野日菜子さん

 はじめまして。博士前期課程14期卒業生の宇野日菜子と申します。

 私は大学を卒業後、山形大学医学部附属病院の産婦人科病棟に助産師として勤務していました。臨床4年目にもっと勉強したいという気持ちが強くなり、当大学の大学院に入学しました。学ぶことの楽しさやプレゼンテーションの難しさを感じながら日々を過ごしていました。そんななか、教員という仕事にも興味を持っていた頃、縁があって看護学科の教員になることができました。教員になり、教育・研究・実践という3本柱を両立していくことの難しさや奥深さを感じています。日々の学生の皆さんとの交流が、私の活力になっています。まだまだ未熟な私ですが、少しでも学生の皆さんに看護することの楽しさを伝えられるようにとの思いから、演習中は熱が入り過ぎてしまい、顔面は紅潮し、唾は飛び、声が枯れるといった散々な姿です。どうぞ演習時の写真をご覧ください。

 学生の皆さんが卒業した後は、それぞれ県内外に就職されるので、皆さんがどうしているのかなと考えたりしています。卒業後の皆さんと会える貴重な機会が、同窓会である「樹氷会交流会」です。毎年、参加される同窓生の皆さんの近況を聞くのが、とても楽しみです。様々な進路を歩まれた同窓生や育児と仕事を両立しながら働く同窓生とも交流もできるので、自分の進路や転職で迷っている時にも役にたちます。私自身も多くの同窓生との交流から、いい刺激をたくさんもらっています。

 宣伝になりますが、今回の交流会は6月8日(土)14時から看護学科2階の地域看護学実習室で行われます。内容は、メイクアップ講座「女子力アップ!男を磨け!好感度アップのメイクレッスン」です。女性は、主にアイメイクのメイクアップレッスンです。職場でも使えるナチュラルアイメイクで、好感度が3割増しすること間違いなしです。男性には、加齢に伴う肌トラブルの悩みが解決できるよう、フェイシャルマッサージをやっていただきます。プロの講師をお呼びし、わかりやすくレッスンして頂きます。明るく気軽な雰囲気で、コーヒーやお菓子をつまみながら気軽に交流を深めてもらいたいとう思いから企画したものです。

 お子様連れでの参加も大歓迎です。ぜひ母校の交流会に来てみませんか。

リレーエッセイ再開

以前、樹氷会ホームページに掲載していたリレーエッセイを再開します。

再開を記念して、これまでのリレーエッセイを一挙公開。

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第6回 学部14期生 佐藤奈津美さん(2011.11.6)

 永澤成人くんよりご紹介いただきました、学部14期生佐藤奈津美です。
成人くんからリレーエッセイの話を頂いた時は「えっ!!わたし!?働き出してまだ半年しか経っていないのに、大丈夫かな?」ととても恐縮でした。しかし、実習で疲れた私の心をいやしてくれた「なるくん(=成人くん)」からのお願いです。断れるわけがありません。(笑)リレーエッセイを通して、なかなか再会をはたせない同級生のみなさんへの近況報告になればうれしいです。

 私は、看護学科を卒業した後、山形大学養護教諭特別別科に進学しました。以前から「健康に関する知識や生活習慣は、最大の教養である。そのことを伝えられる養護教諭になりたい。」と考えていたものの断固たる決意はできずにいました。そのため別科での1年間は「自分はどんな養護教諭になりたいのか。」を考えるための一年にしました。そして、経歴も年齢も違う別科の仲間とお酒を飲みながら(笑)語り合い、多様な価値観と触れることができたことで、私の中で理想の養護教諭像が出来上がってきました。また、教育実習を通して、かわいい子どもたちと出会いました。大人からすればとても小さいことで子どもたちは悩み、傷つき、涙を流していました。そして、大人だったら見逃してしまいがちな小さな発見を全力で喜んでいました。そのような姿を見るたびに「子どもに寄り添えるような養護教諭になりたい」という気持ちが強くなりました。

 そして、今年4月からは山形県の養護教諭として働いています。現在勤務している学校は児童生徒数20人のとても小さな学校です。心身共に健康で、これといった健康課題もなく「この学校に養護教諭はいらないのではないか」と思うときもあります。しかし、「極小規模校だからできること」「若いからこそできること」を探しながら、養護教諭としての役割を果たしたいと思っています。私の勤務する学校では問題になっていませんが、現在学校では「貧困」「発達障害」「虐待」などが問題になっています。そういった問題にも対応できるように、これからも学び続けていきたいです。心身共に健康に生きていく力をもった子どもを育てられるように、子どもに寄り添える養護教諭になるためにこれからも頑張ります!

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第5回 学部14期生 永澤成人さん(2011.7.4)

 長谷川先生よりご紹介いただきました、学部14期生永澤成人です。

 今まで学部の先生などが主だって綴ってこられたリレーエッセイを今回僕が引き継ぐというのは、大変恐縮ではありますが、せっかくこのようないい機会を頂いたので、看護師として働いてきたこの1年を振り返ってみたいと思います。

 僕は、出身地の岩手、そして第2の故郷である山形を飛び出し、神奈川にある北里大学病院に就職しました。

 長谷川先生と研究をさせて頂いたこともあり、内分泌代謝内科を希望、無事配属させていただきました。就職してから早くも1年が経ちましたが、本当にあっという間に過ぎていったなぁと感じます。関心のあった糖尿病教育を始め、看護技術、そして一社会人として毎日が勉強の日々でした。

 この1年看護師としての日々を過ごして感じたことは、学生の実習とは違い、プロの看護師として「働いている」ということでした。

 学生時代は患者さんとゆっくり話をすることで、情報を得たり、信頼関係を築くことができていました。特に糖尿病の患者さんでは病気に対する想いや日常生活について、患者さんの話を聞くことが重要となってきます。しかし、何人もの患者さんを受け持っていると、点滴や保清などのケアを必要とする人もおり、話を聞くことよりもそちらを優先しなければならない場合がほとんどです。また、コミュニケーションの取れない患者さんのニードが汲み取れないまま、「すみません」と言って他の患者さんの所へ行かなければならないこともありました。

 業務をこなすことはもちろんですが、上手く空き時間を作って話を聞きにいくようにしたり、患者さんと信頼関係を築ける、患者さんの気持ちを知ることのできる看護師となれるよう今後も頑張っていきたいと思っています。

 また、プロの看護師と言っても、まだまだ知らないことがたくさんあります。東日本大震災のボランティアに参加した先輩がいましたが、今の自分では看護師として役に立つことは出来ないと思います。これからも日々の業務の中で、1つ1つ多くのことを学んでいきたいと思っています。そうして学んだことを患者さんだけでなく、多くの人の役に立てるように成長していけたらなと考えています。

 最後に、樹氷会会員の皆様の中にも現地で被害に遭われた方がいらっしゃると思います。この場を借りてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 1日も早い復興を願ってます。頑張りましょう!!

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第4回 学部5期生 長谷川直人さん 「山大マインド」を感じる日々(2011.2.9)

 4期生の堀江先輩からバトンを引き継ぎました(八)王子の長谷川です。  まず、昨年1月の初回更新からスムーズに進んでいたリレーの歩みを遅らせてしまって大変申し訳ありませんでした…。今年初更新ということで、頑張らせていただきます。

 さて、私は昨年度まで本学看護学科で教員としてお世話になっておりましたが、本年度から縁あって東京の東邦大学で勤務しております。「離れてみるとありがたみがよくわかる」とは本当にその通りで、私に教育研究者としての理念と基礎を指導してくださった佐藤和佳子教授をはじめ、諸先生方、同窓生の皆様との思い出は、自分の力になっていることを日々感じ、深く感謝しております。

 活動については専門を成人看護学に置き、特に食事と運動療法が中心となる初期糖尿病の方に対する外来教育プログラムを開発すべく研究活動を行っています。看護学科も開設18年目を迎え、同窓生の活躍の声を耳にすることが多くなってきましたが、残念ながら同じ糖尿病領域では聴こえてこないのを少し寂しく感じております。もし同窓生の方で糖尿病看護や患者教育について興味をお持ちの方がおりましたら、是非お声を聴かせていただけると大変嬉しいです(naoto.hasegawa@med.toho-u.ac.jpまで。いつでも大歓迎です)。引き続き、山大看護学科の卒業生として、地域に根差しながら世界を目指す教育研究活動を続けていけるよう頑張って参ります。

 また、PRですが、6月11日(土)に開催される樹氷会総会の後、14:00から16:00の予定で同窓生の交流会を開催する予定になっています。今回は5期生・6期生・13期生の3学年が担当し、昨年度好評であった会員の皆様による卒業後の足跡辿りを中心に、学年や職種、卒業生や在学生の壁を越えて交流できる機会にすべく、楽しい企画の準備を進めております。5期生は森鍵祐子さん、佐藤(旧姓:栗原)聡子さん、長谷川が担当しています。詳細は随時ホームページ等で公開させていただきますので、是非今からのご予定の調整をお願いいたします。皆様と山形でお会いできることを楽しみにしております。

 末筆ながら皆様のさらなるご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

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第3回 学部4期生 堀江竜弥さん(2010.6.18)

 はじめまして。4期生の堀江竜弥と申します。 第2回目の高見さんからバトンを受けました。『期待の星』というよりは『絶望の肉』ですが… 大学・大学院と進み、臨床に出てから6年が経過した時に縁があって、山形大学に教員として戻ってきました。おそらく同期の皆さんからは「堀江が教員??」なんて思われていることでしょうが、平成22年度で3年目の教員生活になります。自分で研究して、教育に携わることの難しさを実感しながら、それでも楽しく過ごしています。樹氷会も同様で、教員に就任した直後から何かと縁があり、現在は庶務(裏方)を担当しています。大学に来てはじめて同窓会というものが理解できました(だいぶ遅いですが)。卒業してしまうとその存在を忘れてしまいがちですが、卒業生に「同窓会があってよかった」と感じて頂けるような同窓会にしたいと思っております。

 平成22年度の樹氷会総会・交流会が6月12日(土)に開催されます。 交流会は、大学内に理事の多い4期生が担当になりました 4期生の教員が4人もいるから…という理由です)。 せっかくなので、卒業した皆さんに関心のある話題、共感を持てる話題を…と思いまして、 『4期生の10年日記』というテーマを企画しました。 内容は、卒業してから10年経った学部4期生の足跡を辿り、就職・進学・恋愛・育児などの様々な体験を取り上げます。進路に悩んでいる学部生や卒業生の皆さん、育児と仕事の両立を目指している皆さんなど、色々な悩みを抱えている皆さんに、これからのことを考えて頂けるきっかけのようなものにしたいと思っておりますので、気軽に立ち寄ってください!4期生のみなさん、その後に同窓会が別途ありますので、そちらも参加をお願いします(業務連絡ですみません)。

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第2回 学部4期生 高見三奈さん(2010.5.12)

 山口咲奈枝さんからバトンをいただきました、樹氷マークの生みの親、学部4期生の髙見三奈(旧姓 山本)と申します。同窓会の名称を樹氷会と決めた当時、シンボルマークを考えることになった私は、「せんとくん」などに代表される「ゆるキャラ」のようなキャラクターをシンボルマークにしようと樹氷=アイスモンスターを原型に想像を膨らませてみたのですが、完成にはいたらず、この雪の結晶をモチーフにしたマークに落ち着いたと記憶しています。

樹氷会マーク

 私は卒業後、地元の岩手で看護師を、その後は縁あって大学に戻り助教として、現在は横浜市内の病院で保健師として働いています。病院職員の各種健康診断や職業感染対策、メンタルヘルスにかかわる業務が主で産業医、感染管理CN、事務部門職員などと協力しながら行っているところです。学生時代は生涯で保健師資格を使うことはないだろうと思っていましたが、最近になって役立ちました。山形大学の先生方、どうもありがとうございました。

 ところで、今年1月に南米ペルーの世界遺産マチュピチュの集中豪雨による災害がニュースになりましたね。昨年9月に南米旅行に行ってきたばかりだったのでびっくりしました。旅行ではマチュピチュの他にナスカの地上絵やアルゼンチンにある世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝などを観光し、想像以上の迫力と完成度の高さ、そして何より実際に体感できたことに強い感動を覚えました。村上春樹氏なら、この感動を例えば「世界とは凝縮された可能性で作り上げられたコーヒーテーブルなのだ」などとうなるようなかっこいい比喩で表現すると思いますが、凡庸なことしか書けず申し訳ありません。でも、これは往復50時間以上のフライト、14時間のバス移動、標高3,000m超のクスコでの高山病との闘い、セスナ酔いやスピードボートのスリルに耐え、体を張って手に入れるものだと思います。南米大陸はどんなところなのか。果たしてコーヒーテーブルなのか。興味と機会があればみなさんも是非訪れてみてください。


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第1回 はじまりました!リレーエッセイ(2010.4.9)

 みなさん、こんにちは。学部4期生の山口咲奈枝と申します。どうぞよろしくお願いします。現在私は樹氷会の広報担当として、ホームページの企画や更新に携わっております。今回、同窓生の声をHPにのせたらどうかと企画し、言いだしっぺとして1回目に登場しました。

 リレーエッセイとは何をするのか?と思った方もいらっしゃることでしょう。まずは、このページの趣旨をご説明いたします。このページは、山形大学医学部看護学科を卒業したみなさんに、たとえば「今、大都会で看護師としてバリバリ働いています。」や「サッカーにはまっているので、今年はワールドカップの応援に行くぞ。」など、ブログ感覚でざっくばらんに近況を綴っていただき、同じ学校を卒業した方々を身近に感じていただきたいという趣旨のもと、立ち上げました。『リレーエッセイ』というネーミングにしたのは、記事を書いた人が次回のライターを紹介していくというリレー形式でエッセイを続けていきたいと考えたからです(そのままですね)。

 ということで、エッセイのテーマは何でも結構です。飛び入り参加も歓迎いたします。同窓生の方でリレーエッセイに参加してもいいよ!という方は、是非樹氷会メール(juhyokai@yahoo.co.jp)へご連絡をください。また、リレーエッセイに限らず、同窓会のHPは同窓生が求めている情報の発信源として機能できたらいいなと考えています。こんな情報がほしいとか、樹氷会でこんな企画をしたらどうか、などのご要望もお聞かせ下さい。

 それでは、いつまでもバトンがつながりますように、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

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