大学卒業後働きながら

赤間 由美さん

 大学院への興味は、学生の頃からありましたが、就職後しばらくは、すっかり頭から消えていました。日常業務で、他職種の方や市民の方と関わり、「保健師の私は何をすべきなのか」と悩んでいた時期に、幅広い看護の仕事で、自分の専門性を深めている友人の助言や周囲の人の後押しもあり、具体的に進学を考えるようになりました。

 退職までは考えられず、仕事と両立できる大学院情報を集め、「無理」と諦めかけましたが、説明会で、先生方が私の不安に丁寧に応えて下さり、入学することができました。

 現在は長期履修制度を活用し、平日週1回夜間と土曜日の週2日ペースで通学しています。山形大学は社会人に柔軟な学習環境を提供してくださるので、仕事と通学の両立ができていると思います。通学で何より心強いのは、職場の方々の応援です。仲間や市民に還元できる良い研究がまとまれば・・・と思います。

 大学院の講義は、これまでの経験や課題とリンクし、また同じ院生との討議を通して、日々新鮮な学びがあります。私は宮城県からの通学なので通学時間は片道約1時間半ですが、講義を振り返り、仕事や研究に活かす方法を考えるのに良い時間となっています。定まらなかった研究テーマも、文献や研究に触れ、深まるにつれて、自分の保健師観とともに整理され、「無理」と思えた大学院生活や研究が、形になっていく面白さを今は感じています。

 健康づくり分野や担当業務である障害者支援でも、「夢」があっても、挑戦する不安、方向性や手段の迷いから自信がもてず、諦めてしまう場面に出会うことも多いのですが、積み重ねていく一歩一歩の意味を感じ、後押しできる支援や研究ができるように、大学院での学びを活かしていきたいです。

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