資格審査を経て社会人入学

近野 睦子さん

 私は、これまで保健師として活動してきたことを、看護の視点からもう一度学び直してみたいと以前から思っていました。また、もともと研究や統計には苦手意識があったため、自分自身に力をつけるためには、時間をかけてじっくり学ぶ必要があると思い入学しました。

 仕事をしながら夜間や土日に大学院に通うという生活は、時間的な制約があり大変な面もありましたが、いつの間にか学ぶことが生活の一部となっていきました。年代や経歴が全く違う仲間からの刺激や、職場や家族からの支えも大きな励みとなり、なんとか頑張ることができたと思っています。

 大学院で学んだことを、実際の場面にあてはめて考えたり、現場感覚を持ち続けながら研究ができたということは、私にとって大きなメリットでもありました。時には、理論と現場が離れていると思う時もありましたが、そのような時は、なぜそう思うのか、仲間との議論やもう一度基本に立ち返ってみることで整理することができました。特に、これまでの活動が研究によって証明され、理論となっていくことのおもしろさを経験できたことは、大きな財産になったと思っています。

 先輩方が、「学ぶことは決して自分を裏切らない」と言い卒業していく姿を見送ってきましたが、3年間の大学院生活を振り返り、いま私も心からそう思います。学ぶことの楽しさを知ることができた大学院生活であったと思います。

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